こんにちは。
今回は、アートメイク施術に寄せられるメリットやデメリットなど施術後の感染予防などの疑問を現役インストラクターに解説して頂きました。
これから施術をお考えの方やすでに施術をされた方々のご参考になればと思います。
アートメイクにメリットはありますか?
アートメイクのメリットして一番は、素肌でもナチュラルなベースメイクを作り出すというメイクアップ法と、傷や再建技術を併用したトリートメント技法と2つあります。
みなさんがコンプレックスとされている部分を解消する入り口となればいいと思っています。
メイクを早くすることができたりなど、そういったことでのメリットはとても大きいと思います。
アートメイクにデメリットはありますか?
デメリットに関しては、やはりお肌に傷をつけることに間違いはありません。
専用の針で色を入れていくのですが、その際にお肌を傷つけるということを行いますので、施術から1週間程はできれば衛生的な環境でお過ごしして頂きたいので施術後、メイクをくっきり上からしたいとか、すぐに旅行に行きたいとか、海水浴に行きたいという方は、感染のリスクも心配ですので、なるべく日程が分かっているようであれば前もった段階で施術して頂き完成した状態で、レジャーを楽しんで頂くことがいいと思います。
あとは、やはり痛みについてが皆さんご心配かと思いますが、痛みに関しても医療用の麻酔で不快な痛みは遮断した状態で、施術を行っていきますのでほとんどの方が眉毛の施術の場合は寝られています。
寝ている間に終わっているというレベルの痛さです。
最初は濃く入れると聞きましたがそれは本当ですか?
アートメイクは、2回完結で1つの施術工程となります。
その意味としては1回目にお肌のバリア機能を壊して、体に専用の色を覚えさせ代謝を促し2回目をだいたいお肌の代謝が終わるターンオーバー28日〜30日ぐらいを経て2回目を入れます。
1回目に濃く入れてしまうと2回目の色合わせだったり、デザインをもう少しこうしたかったとか、色味をこうしたかったなどといったときに、濃く入れてしまったら薄く入れることができなくなりますので、基本的にはベースとしてデザインしたものを1回目で入れて、だいたい60%くらいの定着率で1回目が終わり、2回目で修正やカラーの濃度を選択し、2回目で完了させるというのがアートメイクとなりますので、必ず2回の施術で完結して頂くというかたちになっています。
入浴や洗顔は当日からできますか?
入浴、洗顔は当日から通常通りで大丈夫です。
ただ、洗顔に関しては施術した部位の薬洗いを避けて頂き、施術後お帰りに専用の軟膏をお渡ししますので施術部位に洗顔後、入浴後にご自分で塗布して頂きセルフメンテナンスということで感染をなるべく避ける生活をして頂き、いい状態で完成させるというのが一番の理想です。