アートメイクとは、一体どんなものなのか?タトゥーとは何が違う?などまた、どんな世代の方が施術されているのかなどのアートメイクについて現役のインストラクターに聞いてきました!
アートメイクとは?
アートメイクとは、皮膚のごく浅い部分に専用の針(ニードル)で専用の色素を定着させるメイクアップ法の1つです。
眉やアイラインなどのお化粧を自然に楽しんで頂くためのベースメイクとして、当院では推奨しております。
また、傷跡を目立たなくするようなカモフラージュ施術もあり、傷跡の具合によって様々な肌色にカモフラージュしたりなど、無毛症や脱毛症の方などの眉毛を再現することも出来ますし、乳房を切除されて再建された方の乳頭、乳輪の再現も可能となっております。
タトゥーとは何が違う?
タトゥーとは、皮膚の真皮から皮下組織といって皮膚の1番深い部分に針をタッチして、色素をおいてくる技法になりますので一生消えない部分が多いです。
アートメイクの場合は、浅い部分にいれるので代謝と共に色が褪せてきて、時々に応じたデザインに変更することが出来たり薄くベースを残すということで、自由に流行りすたりのないメイクアップを楽しんで頂くことがメリットになっております。
タトゥーとの大きな違いというと、一番は深さです。
肌に負担がかかる深さと、一生消えないのか代謝によって色褪せて薄くなっていくかが大きな違いです。
どんな方におすすめですか?また男性やシニア世代も出来ますか?
眉毛が薄くなってメイクに時間がかかってしまう方や、若い頃に眉毛をカットしたり抜いてしまって眉尻が無くなってしまった方や部分的に無くなってしまった方、などにベースメイクが出来ていることでメイクに時間がかからないのでおすすめです。
また、汗やお水に強いということもありスポーツされる方や、水泳をされる方、ヨガをされる方、サウナに行くなど、スポーツやレジャーをされる方に特に人気です。
時期的なものですが花粉症の方は、肌が敏感な季節になるとどうしても擦りやすくなったり肌が荒れやすくなって、お化粧をしない時期でもベースメイクがあるということは、そのまま外出することが出来たり、目を擦りがちな方は、パンダ目にならないというのもメリットだと思います。
ご高齢になってくるとどうしても老眼になり、メイクが上手に出来なかったり、まっすぐ線が引けなかったり、眼鏡をかけてメイクをすると眼鏡が当たってしまい、眉やアイラインが上手くかけないなどのお困りごともあると思いますが、しっかりベースを残して普段お化粧をしなくてもいいようにメイクとして施術されている方も多くいらっしゃいます。
最近では、芸能人の方やモデルさんなどの若い世代の方に、また新しいアートメイクというイメージで医療アートメイクを親しまれている方も多くいらっしゃいます。
その1番の特徴は、昔のイメージの真っ黒なノリ眉のような形で残るのではなく、薄くベースとして残して自由に自分でプラスすることで自分の好みのメイクにアレンジできるのが、魅力的なものとして再度、若い人たちにもすごく人気になっております。
男性の方も最近とても多く、いろいろな部分でおしゃれをされる方が多いと思いますが、当クリニックでも美肌治療や点滴治療と併用して、外見的な部分として1番多いのが眉毛です。
眉毛が薄くなったり、部分的に毛が少なかったり、毛が太く薄い眉をカットしてしまうと、ほとんど毛量がなくなってしまい細い眉毛になってしまう方などという方が、しっかりとした男らしい整った眉毛が必要だということで、男性は女性の技法とは少し異なり、眉毛を1本1本描く技法がとても人気で、自然な仕上がりなので入れているのも分からないほどの仕上がりになります。